『俺のソーセージを食え』ニキ爆誕!?ジャニー氏性加害に怒りにじませる 一問一答

ジャニーズ事務所が、ジャニー喜多川元社長(享年87)の性加害問題をめぐり、7日に都内で会見を行った。藤島ジュリー景子前社長と東山紀之新社長、井ノ原快彦が出席した。

以下、一問一答

―本当に加害してないのか。これからはどうするのか。

東山「まずは事実を認めること、未来に向かうことが大切。センシティブな問題で後手後手になった。今後はこのようなことがないようにして、速やかに救済したい。まずは向き合い、踏み出すこと。覚悟を持って進みたい。いつまでかかるかは分からないが中心となって挑みたい。加害していたとしても、今は50代。行動も違っている。まずは進みたい」

―罪悪感はないのか。

藤島「雑誌で特集されていたのは知っていた。でも当時は確かめなかった。罪悪感がないことはない。親族であっても物を申せないのがいびつなところ。親族だからこそ、もっとできることがあったのでは。でも当時はできなかった。当時は性加害について、自分が行動を起こすことは考えられませんでした。申し訳なかったです」

―遺産はどれくらい?ジュリーの資金も投入する?

藤島「遺産は答えられない。自分の果たすべき責任は果たしたい」

―他のタレントが入閣する?

東山「他のタレントが入る事は無い。8月の頭に社長の打診があった。話を聞いて、一晩考え、引き受けました。僕も悩んだが、やるかやらないかだと思って」

―社長就任の経緯。

 東山「10月から新体制。ファンクラブも立ち上げたが、ごあいさつもしたい。実質的に来年からちゃんと動く。ご迷惑をかけているので、救済補償を考えるべく、人生をかけてきっちりやらないといけない。大変な犯罪なので、誰かが引き継がないといけない。相談は誰にもしませんでした」

―忖度(そんたく)について。

井ノ原「なんでこうなのって聞いたら、『ジャニーさんが、メリーさんがいったから』って声があった。毎日変えようと言ってるが、なかなか変わらない。徐々にひとつひとつ変えていかないといけない。忖度は日本にはびこっている。一緒に考えて行きましょう」

―外部社長にしなかった理由。

藤島「外部の選択肢もあった。ただ、反省したときに、経営陣とジュニアの間に溝があったと思う。溝を作らないという意味でも、タレントの気持ちが分かる方がトップに立つのが重要かと思った」

東山「外部に入ってもらうのが正しいと思うが、知らない方がいきなりタレントとコミュニケーション取るのは至難の業。そこを重要視したのでは」

―本当に当時知らなかったのか。

 藤島「性加害はうわさレベルでも知らなかった」

―性加害を知った時の気持ち。

 東山「ジャニーさんを信じていた。自分の根本がなくなった思い。人生でこれほどの落胆はなかった。それを隠蔽した藤島氏と。生きている意味を含めて考えました。こういう思いをさせないことが大事だと思います」

井ノ原「小学生でジャニーズに入って、はっきり言って、たくさんの仲間たちに出会えてたくさんのことを教えてもらった。でも性加害のうわさは蔓延(まんえん)していた。怖かった。正直言って。2年間にわたって何回と訴えている方がいる。その当時はうわさレベルだった。大人になって、そういうことを細かく聞くと、最近の方がショックです。何てことしてくれたんだと。いい加減にしてくれと。でも裏切れない。今の子たちを見ると裏切れない。人間は未熟なので、ちょっと踏み外すとあらぬ方向に行く。子どもたちを育てることは責任がある。同じ思いをさせたくない」

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