自民・佐藤正久議員 公明の“東京で自民推薦せず”に「きつい」でも「自分で頑張って当選するのが基本」

元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党の佐藤正久参院議員(62)が28日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。公明党の石井啓一幹事長が25日に、自民党の茂木敏充幹事長と国会内で会談し、次期衆院選を巡り、東京の小選挙区で自民候補の推薦をしないと伝えたことに言及した。

石井氏は「これまでの協議で、東京における自公の信頼関係は地に落ちた」と理由を伝達。

茂木氏は会談結果を岸田文雄首相に報告した。自公幹事長は30日に再び会談する。

両党の駆け引きは激しさを増す一方で、連立政権を揺るがしかねない事態となっている。

自公の連携で全国規模で亀裂が生じる可能性について聞かれた佐藤氏は「私は全国規模までは広がらないと見ています。

たしかに石井幹事長の発言はきついですよ。

“信頼関係が地に落ちた”と、この表現は相当強い。

たぶん支持母体と調整した上での発言だと思います。

おそらく東京における方針というのは公明党さんは変わらないと思います。

ここまでは言った以上はね」と言い、「同じように石井幹事長は、これは東京だけの話であって全国とは違うと。

連立とは話は別だということも明言してますから、そこ(全国に波及)まではいかないと。

選挙っていうのはもともと自分で頑張って当選するっていうのが基本。

東京の自民党の候補者も日頃から歩いてしっかり自分の主張を伝えて、自分で当選する力を持って、それに加えて他党からの協力があれば上積みするというのが基本ですから、そういう面では東京の候補者、ここまで公明党さんが言われている以上、それを前提としてこれからいろんな政治活動をやる段階だと思います」と自身の受け止めを述べた。

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