強盗傷人の容疑で逮捕されたのは、いずれも岡山市在住でアルバイトの少年（17）、建設作業員の少年（17）、建設作業員の少年（17）、自称・建設作業員の少年（15）、自称・建設作業員の少年（16）の5人です。
警察によりますと5人は共謀して、6月26日午後11時40分ごろから午後11時55分ごろまでのあいだに、岡山市北区平和町の路上で、帰宅中だった総社市のアルバイトの男性（23）に対して、「なにガンとばしてきよんな」と左肩付近を押す暴行を加えた疑いです。
さらに5人は男性を囲み「やっちゃろうやこいつ」「金出せ」「キャッシュとかねんか」「おめえがガン飛ばしてきたんじゃけえ謝りもできんのか」「もし警察に言ったら家族ごといっちゃるけえよ」などと脅し、男性の髪の毛をつかんで引っ張り、顔面を複数回殴打、さらに顔面と腹部を複数回足で蹴るなどの暴行を加え、男性の財布から現金約4000円を奪った疑いです。
男性は肋骨を折り、顔面を打撲、歯が折れるなど1週間のけがをしています。
男性は交番に駆け込み、被害申告を受けた警察が現場付近で少年5人のうち2人を発見し、任意同行して取り調べを行った後に容疑を特定して翌6月27日に2人を逮捕。その後所要の捜査を行って3人をきのう（4日）逮捕しました。
警察によりますと、被害に遭った男性は少年5人と面識はないとみられるということです。また、警察は少年5人は友人関係にあったとみていて、詳細な関係について調べを進めています。
