陸自ヘリ墜落直前、フライトレコーダー音声記録

「UH60JA」の事故で、墜落の直前にエンジンの出力が急激に低下していたことが関係者への取材でわかった。

海底から回収されたフライトレコーダーに録音されていた機長らの音声記録から判明した。

事故は機体の不具合が発端で起きた可能性が高まった。

フライトレコーダーに

・同機のエンジンが異常な音を立てる

・機体のトラブルを知らせる警報音も鳴る

・機内の状況が記録されていた

▷エンジンの出力が下がる

▷操縦席に並んで座る機長と副操縦士が高度を保とうと声を出し合う様子も残されていた。

エンジンに不具合▷操縦席から対応すると伝えられた機内の隊員の1人が「はい」と答える▷『機体はその直後に海面に墜落したとみられる』

「あっ」という声を最後に音声は途絶えたという。

同機は4月6日午後3時46分頃、宮古島の地形などを確認する目的で空自宮古島分屯基地を離陸した。同54分、近くの下地島空港の管制塔と交信したが、その2分後、同基地のレーダーから機影が消えた。

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